こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

今回は、更年期障害の原因について説明します。

更年期障害は、ホルモンバランスが崩れることにより
生じる身体の不調をいいます。

さらにホルモンバランスが崩れると、自律神経に
乱れを生じる
ようになります。

自律神経は頭から手足の指先まで、全身に行き渡っております。

そのため、自律神経に異常を生じると、頭のてっぺんから
手足の指先、つまり身体の至る所で異常が生じる可能性があります。

更年期障害の症状で、

「めまいはするし、手は冷える」
「便秘気味で、膝が痛く、腰が痛い」
「疲れ気味で、眠くて、ほてりがある」

などのように、一体どこが悪いのかわからない
症状を生じる理由は、更年期障害と自律神経に
密接な関係があるからに他ならないのです。

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前回、更年期障害を発症する女性は全体の2~3割、
何らかの更年期症状を発症する割合は7割という説明をしました。

その反面、まったく更年期症状を発症しない女性もいます。
これには、いったいどのような理由があるのでしょうか。

ここで、ホルモンバランスが乱れる原因を、
要因別にまとめてみました。

●性格的な要因
 まじめ、くよくよしやすい、完璧主義、ネガティブ、
 過去にこだわる、恨み心が強い、持ち越し苦労、神経質

●環境的な要因
 家事や仕事、人間関係、子育てなどのストレス

●不規則な生活習慣
 睡眠時間がバラバラ、睡眠不足、運動不足

●脊髄の歪み
 脊髄に歪みが生じることにより、交感神経に悪影響を与える

●エストロゲンの減少
 栄養不足による血液中の女性ホルモンの減少

●卵巣機能の低下
 卵巣機能の低下による女性ホルモンの減少

ストレスや性格的要因により、更年期障害を患っている
場合には、明るく積極的な気持ちを持とうと心掛けたり、
ストレスに負けない身体づくりをする必要があります。

偏食気味の人には、薬による治療も必要ですが、そもそも
食生活を見直さないといけません。

又、弱まった自律神経を整える治療も大切になります。

更年期障害を完治するためには、何が原因で更年期障害
を患ったのかを、詳しく知る必要があります。


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