前回に引き続き、『鍼灸治療』について、説明します。

生理不順はホルモンバランスの乱れが主な原因ですが、ホルモン
バランスと自律神経には深い関係があります。

自律神経は身体の隅々まで行き渡っているため、自律神経が
乱れると身体の至る所で異常が起きる可能性があります。

この影響により、手足の冷えや頭痛などを併発することがあります。

生理不順の症状は、おりものの量や周期のトラブル、無月経など
様々ありますが、鍼灸はどの症状においても対応することができ、
改善効果も大いに期待できるのです。

鍼灸は、東洋医学敵の代表的な治療法であり、一般的には
予防医学、又は体質改善に治療の趣があります。

鍼灸治療は、比較的長期に渡って治療を行うことになり、
西洋医学のような即効性を求めるものではないと言われています。

ただ、一度の鍼治療を行っただけで、生理不順が改善
される人も中にはおります。

もちろん、患者さんの体の状態にも影響されますが、
西洋医学的治療でなかなか回復しなかった生理不順が
鍼治療で改善したというのは、現実的によくある
話でもあります。

東洋医学では、生理不順はホルモンの乱れというよりも、
身体全体の気や血の巡りが悪くなった状態を言います。

西洋医学では、生理不順の治療は近年確立されたものですが、
東洋医学では、数千年も前から、すでに、生理不順の
治療法が確立されております。

鍼灸は、歴史の古さ、研究の長さにおいて、西洋よりも
はるかに長い研究の成果があります。

生理不順の鍼灸治療は、年齢や症状の度合いにもよりますが、
1週間に1回が目安となります。

鍼灸院での鍼灸治療と同時に、自宅でお灸などを行うことにより
さらなる改善効果も期待できます。


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