こんにちは。すずらん鍼灸院の大島です。

今回は、冷え性の主な症状について解説します。

冷え性は、寒い季節に起こりやすい症状と思われ
がちですが、冷えは暑い夏場に起きやすい症状です。

特に空調機の冷風により発症した冷えは、
日常生活に支障をきたすほどの身体の不調を
起こすことがあります。

前回の記事では、「冷え性は体質的なもの」と
解説しましたが、冷え性は、手や足の冷えだけでなく
様々な身体の不調を引き起こします。

冷え性が引き起こす体の異常を上げると次の通りです。

【冷えが起こす心身の主な不調】
肩こり、頭痛、めまい
下痢、腹痛、便秘、胃もたれ

生理不順、更年期障害
だるさ、疲労、嫌悪感

動悸
アレルギー疾患・ウイルスにかかりやすくなる

katakori

これらの症状をみると、冷え性は、「不定愁訴
(ふていしゅうそ)」と呼ばれる症状を引き起こすことが多いです。

又、冷えには「手足の冷え」の症状として現れない、
「隠れ冷え性」と呼ばれる症状があります。

「手足が熱いので、自分は冷え性ではない」
と錯覚する方も中にはいます。

実は、手足が熱すぎる場合には、冷えを起こしている
可能性が高い
のです。

これは体温維持機能が働いて、手足の冷えを防御
しようとすることにより、一時的に体の一部が
熱くなる現象です。

このような場合は、手足の心地よさというより、
むしろ不快感を感じます。

自分が冷え性を患っているという自覚症状が現れない
こともあるので、注意が必要なのです。


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