本日は、「副交感神経」について説明します。

交感神経は、活発な活動しているときに働く神経を
いいますが、副交感神経は、これとは正反対の
役割を担っています。

人間が健全で積極的な活動をしていくためには、
交感神経の働きが重要ですが、常に活発に
活動していると、心身ともに疲労やダメージを
日々蓄積することになります。

このダメージや疲労を回復するために、副交感神経
が働くようになります。

副交感神経は、眠っているときやリラックスしている時に
働く神経
です。

このような背景から、副交感神経は、「リラックス神経」
「夜の神経」とも言われています。

また、副交感神経は、眠っている時以外にも
強く働く時があります。

ヨガ、ストレッチ、軽いジョギングやウォーキングなど、
呼吸を整え、リラックスしてできる運動を行っている
時にも副交感神経は働きかけるようになります。

※副交感神経が活発に働く事例
■睡眠、あるいは安眠状態の時
■リラックスしている時
■ヨガ、ストレッチなどの有酸素運動を
行っている時
■強い不安やストレス状態
■腹式呼吸(深い呼吸)を行っている時

近年の研究により、副交感神経が働いている時には、
血管を広げる作用があり、身体中の血液の巡りが
良くなることがわかりました。

血流が良くなると、基礎代謝や免疫力が向上します。
病気の予防効果だけでなく、老化の防止や美容効果
も期待できるのです。

このように、副交感神経は、健康体を維持していく上で
とても大切な役割を担っているのです。


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